園内研修を通じた保育の在り方について学んだ保育関係者ら
=1日、下地農村環境改善センター
保育の質向上へ研修会 園内研修の在り方学ぶ チームで学び続ける大切さ
2025年度宮古島市保育の質の向上研修(第3回)が1日、下地農村環境改善センターで開催された。市内外から保育士や関係者ら約40人が参加。「保育の質を高める園文化の育て方を考える」をテーマに、園内研修を通じた保育の質の高め方について理解を深めた。市から委託を受けたYOU BEING CREATIVE合同会社が主催。講師に和洋女子大学の矢藤誠慈郎教授を招き、具体的な事例に基づいたグループワークを通して、日々の保育現場に生かせる実践的な指針を探った。
研修では、講師の矢藤教授がチームで学び続ける「園文化」の重要性を説いた。参加者はグループごとに分かれ、各自が持ち寄った子どもの姿や具体的な保育事例を共有。保育の5領域といわれる①健康②人間関係③環境④言葉⑤表現―の視点を意識しながら、子どもの行動がどのような成長につながっているかを丁寧に整理した。
グループワークでは、子どもの興味・関心を引き出すための環境づくりや、個々の育ちに寄り添った関わり方の工夫について活発な意見交換が展開された。各グループからは、園内で即座に実践できる具体的な行動指針が次々と発表され、参加者は互いの知恵を吸収し合った。
矢藤教授は保育に唯一の正解はないとした上で、「小さな試行錯誤を繰り返し、職員同士が対話を重ねてチームで学び続ける姿勢こそが、結果として保育の質を高めることにつながる」とと述べ、参加者は園内研修の意義を改めて確認していた。


