アートで選手を「おもてなし」 西辺中生、大学駅伝を彩る

 2月8日に開催される「宮古島大学駅伝ワイドー・ズミ2026」を前に、出場選手らを歓迎する黒板アート制作が31日、市陸上競技場で行われた。西辺中学校1年の生徒4人がボランティアとして参加。制作支援にあたった宮城克典市教育長の助言を受けながら、色鮮やかなチョークで各大学へのエールを描き出した。冬の宮古島を駆け抜けるトップランナーたちを温かく迎え入れようと、中学生たちが芸術の力で大会の盛り上げに一役買っている。
 今大会には、前回大会を制した青山学院大学をはじめ、神奈川大学、國學院大學、中央大学、早稲田大学など年始に開催された箱根駅伝でも活躍した全国屈指の強豪14校と沖縄選抜チームが出場を予定している。
 制作に参加したのは、同校1年の安里基治さん、下地凛斗さん、豊田祐音さん、仲宗根翔平さんの4人。生徒らは宮城教育長から「影の部分はこう描く」「花びらはこうぼかす」といった技術的なアドバイスを熱心に仰ぎながら、6区間約80キロの過酷なコースに挑む選手たちへの激励の気持ちを込めて、一筆一筆を丁寧に走らせた。
 宮城教育長は「箱根駅伝を走るような実力者が集う大会。市としても、より一層の歓迎ムードをこのアートで演出したい。中学生の応援のおかげで、私自身もいつもより楽しく描くことができた」と笑顔を見せた。
 ボランティアに参加した生徒たちは「影の表現が難しかったけれど、やってみると非常に楽しい。もしまた機会があればぜひ参加したい。選手の皆さんもこの絵を見て頑張ってほしい」と声を弾ませた。
 完成した黒板アートは、大会当日に競技場を訪れる選手や関係者を温かく出迎える。

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