視覚障がいの現状学ぶ 上野小で福祉体験学習 市社協
市社会福祉協議会は23日、上野小学校で「福祉体験学習」を実施した。3年生31人は、視覚障がいとは何かを学び、日常生活における困難さや情報の得方について理解を深めた。児童らは講話を受けたあと、アイマスクを着用した不自由な状態での作業や歩行を体験。目が見えにくい環境を身をもって知ることで、障がいがある人への配慮や共助の精神を養った。
講話では、世界に22億人、日本国内に約164万人の視覚障がい者がいる現状が示された。人は五感のうち、情報の多くを視覚に頼って生活しており、その割合は全体の8割近くに及ぶことなどが説明された。
実技体験では、児童らが7、8人ずつの4グループに分かれてブースを巡った。アイマスクを付けて靴紐を結ぶ作業や、白杖(はくじょう)を用いての歩行体験に挑戦。また、身近な商品に施されたユニバーサルデザインを、目隠しをしながら手触りだけで確認する作業も行われた。
体験を終えた上間一輝さんは「目が見えにくい人は大変だなと思った。特に買い物などは、自分たちよりもずっと難しいと感じた」と感想を述べた。


