市民総合文化祭「児童・生徒の部」音楽祭が開かれた
=23日、マティダ市民劇場
練習の成果を舞台で披露 第20回市民総文祭「児童・生徒の部」 音楽祭地区代表校に南と伊良部島、北と平良
第20回宮古島市民総合文化祭「児童・生徒の部」音楽祭が23日、マティダ市民劇場で開かれた。午前の小学生、午後の中学生の部に分かれ、市内の児童生徒が日頃の練習の成果を堂々と披露。会場には保護者や地域住民が多数詰めかけ、節目の20回を迎える文化祭の歴史を振り返る展示も行われるなど、地域ぐるみで児童生徒の成長を祝う一日となった。

小学生対象の午前の部では北小の「名探偵コナンメインテーマ」を皮切りに、平一小「しあわせになあれ」、「茶色の小瓶」、鏡原小「うたえバンバン」などが元気に響き渡った。伊良部島小「はじまりの歌」まで全17演目が続き、最後は宮古島市歌を出演児童と会場が一体となって歌い上げ、節目の音楽祭を彩った。地区代表校には南小、伊良部島小が選ばれた。
午後の中学生の部は、みやこ少年少女合唱団の「まるい地球をひとまわり」で幕開け。狩俣中「クラッピングラプソディ第1番」、久松中「点描の唄」、平良中「COSMOS」、西辺中「生きている証」など各校が力強いステージを展開。地区代表校には北中と平良中が選出された。
宮城克典教育長(代読・天久珠江生涯学習部長)はあいさつで「日頃の練習の成果を精一杯披露し、素敵な音色を届けてほしい」と激励。会場ロビーには、20周年を記念し、過去の新聞記事や写真をまとめた展示パネルも設置され、来場者の関心を集めた。


