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ダンプトラックに積み込まれるハーベスターで刈り取られたサトウキビ =城辺下里添

宮糖8万㌧、沖糖6万㌧ 24・25年期製糖操業 原料搬入23日現在 糖度、今後の上昇期待

 2024・25年期サトウキビ製糖操業の原料搬入量は23日現在、宮古製糖城辺工場が4万8361㌧、同伊良部工場が2万1839㌧、同多良間工場が1万812㌧、沖縄製糖宮古工場が6万8㌧となっている。雨でハーベスターの刈り取りができない日もあり搬入に多少影響が出ているが前期よりは良いという。糖度は低い状況だが、寒くなる今後の上昇に期待する。
 宮糖城辺工場の原料搬入量は4万8361㌧。平均糖度は12・97度、最高16・40度、最低8・60度。糖度区分別構成比は基準糖度以下(~13度)が51・57%、基準糖度帯(13・1~14・3度)が37・73%、基準糖度以上(14・0度~)が10・69%となっている。
 宮糖伊良部工場の原料搬入量は2万1839㌧。平均糖度は13・06度、最高17・10度、最低8・60度。糖度区分別構成比は基準糖度以下が49・17%、基準糖度帯が36・94%、基準糖度以上が13・89%となっている。
 宮糖多良間工場の原料搬入量は1万812㌧。平均糖度は14・52度、最高18・60度、最低11・90度。糖度区分別構成比は基準糖度以下が7・07%、基準糖度帯が33・90%、糖度基準以上が59・03%となっている。
 沖糖宮古工場の原料搬入量は6万8㌧。平均糖度は12・58度、最高17・40度、最低7・90度。糖度区分別構成比は基準糖度以下が74・68%、基準糖度帯が21・38%、基準糖度以上が3・94%となっている。
 ハーベスターは、雨で刈り取りができない日もあるが前期よりは稼動しているという。24日午前、城辺下里添でもハーベスターでサトウキビを刈り取りダンプトラックに積み込んでいた。オペレーターの男性は「雨の影響を受けずに刈り取っていきたい」と話した。
 宮古地区内の生産量は宮糖城辺工場が12万7000㌧、宮糖伊良部工場が6万9000㌧、宮糖多良間工場が2万4000㌧、沖糖宮古工場が13万7000㌧をそれぞれ見込んでいる。

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