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当選証書を手にする(左から)國仲氏、嘉数氏、大城氏 =市役所

嘉数氏に市長当選証書 激戦勝ち抜き笑顔 市議会議員補欠選挙 大城、國仲の両氏にも

 宮古島市選挙管理委員会(仲間正人委員長)は22日、市役所2階大ホールで宮古島市長選挙および市議会議員補欠選挙の当選証書付与式を行った。12日告示、19日投開票で行われた市長選の激戦を勝ち抜いて当選した嘉数登氏(61)と市議補選の大城仁(27)、國仲昌二(64)両氏に当選証書が授与された。嘉数氏は「当選証書付与を受け、改めて市長の責任の重さを感じている。市民が真ん中の明るい宮古島市に向けて全身全霊で取り組んでいきたい」と決意を述べた。
 当選証書付与式には嘉数氏、大城氏、國仲氏と選挙戦を支えた支持者らが参加した。
 仲間委員長は「激しい選挙戦で市民に対し自らの公約を誓い訴えたことが認められた。当選された嘉数氏には向こう4年間、市長として強い信念と行動力を発揮し市民が安心して暮らせる住みよい宮古島市を築いていけるよう尽力いただきたい。大城氏と國仲氏においては議員としての在任期間が1年足らずだが広く市民の声を聞き、市民の立ち場に立った最善の意思を形成し職務を果たしてほしい」と激励した。
 あいさつした嘉数氏は「この選挙においては豊かで明るい宮古島、市民が真ん中の明るい宮古島市を掲げた。それに加えて持続可能な輝かしい宮古に向けても全身全霊で取り組んでいきたいと考えているので引き続き市民、関係者の皆さんには協力をお願いしたい」と述べた。
 当選証書には「当確を待つ気分とは違った緊張感があり、いよいよ重責を担っていくという重みを感じている」と話した。
 大城氏は「(当選に向けて)思いを託していただいた市民の皆さん、宮古島市で生活されている皆さんのためにしっかり尽くしていきたい」と抱負。選挙戦で訴えた若者が活躍できる島づくり、若者支援や子育て支援にまずは取り組んでいく姿勢を見せた。
 國仲氏は「市民の皆さんの支持、支援をいただき当選することができた。残り任期は短いが、これまでの経験を生かして二元代表制の下で議会の権能が発揮できるよう市議としてまい進していきたい」と抱負。市制20周年にも触れ、「合併時には事務局で関わった。節目を契機とした街づくりに尽力していきたい」と述べた。
 嘉数氏の任期は25日に始まり、4年間の市政を担う。大城氏と國仲氏の任期は今年11月12日までとなっている。

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