宮古地区肉牛売上11%減 24年セリ 販売総額24億3200万円
JAおきなわ宮古地区畜産振興センターは9日、宮古、多良間の両家畜市場における2024年1~12月の肉用牛セリ年間販売実績をまとめた。それによると宮古地区全体の販売額は24億3200万円で前年比2億9800万円、11%減少した。
子牛の1頭当たり平均価格は45万6970円で前年比4万3604円安、平均キロ単価は1680円で前年比160円安となった。
内訳は去勢が50万2084円で平均キロ単価1791円、牝は38万3902円で平均キロ単価1487円。宮古地区では3月までは50万円を超える値段で推移していたが、4月期に40万円台となり、12月期まで40万円台が続いている。
子牛の年間上場頭数は5045頭で前年比216頭少なかった。市場別では宮古が3818頭(前年3952頭)、多良間が1227頭(同1278頭)だった。このうち、成立された頭数は5014頭(宮古3788頭、多良間1226頭)となった。
地区全体の子牛1頭平均価格は、前年より4万6836円安の46万1348円で多良間は前年比3万3733円安の44万3444円の実績となった。
平均キロ単価は宮古が1666円(前年比163円安)、多良間が1726円(同149円安)。地区全体で1680円(同160円安)だった。
セリ市別の販売額は宮古が18億6607万円、多良間が5億6624万円、子牛平均価格は宮古が46万1348円、多良間が44万3444円となった。