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4氏「勝利」へ最後の訴え 衆院選沖縄4区 きょう投開票 浮動層など票の積み上げに総力

 【那覇支局】解散に伴う第50回衆議院選挙はきょう27日、投票が行われ即日開票される。「物価高対策と自民党の裏金問題に伴う政治改革」を最大の焦点にした今選挙。宮古島市や多良間村を含む沖縄4区は届け出順に立民新人の金城徹氏(71)、維新新人の山川泰博氏(54)、自民前職の西銘恒三郎氏(70)=公明推薦=、れいわ新人の山川仁氏(50)による四つどもえで15日の公示以来、陣営の総力を挙げた激戦を展開した。4陣営は26日夕に打ち上げ式を行い、集まった支持者が「勝利」に向けて気勢を上げ、運動を締めくくった。投票は宮古、沖縄本島南部、八重山で行われ、午後9時頃から開票を開始する。当落が判明するのは翌日未明の見通しで、有権者の審判が下される。
 選挙戦の争点は、全国的には物価髙高騰対策と自民党の裏金問題に端を発する政治改革となり、4区では離島振興、南西シフトによる自衛隊の配備強化、米軍基地の辺野古新基地建設、岸田政権の3年間の評価が主な争点になっている。
 選挙戦最終日の26日、4陣営は本島南部をくまなく遊説し、浮動層など票の積み上げに総力を挙げて、運動を行った。金城氏は南城市、山川泰博氏は南風原町や豊見城市などで、西銘氏は南風原町、山川仁氏は豊見城市でそれぞれ打ち上げ式を実施。4候補は最後の訴えを行い、集まった支持者とともにガンバロウ三唱し、選挙戦勝利の気勢を上げた。
 27日の沖縄4区の投票は宮古、本島南部、竹富町を除く八重山で午前7時から午後8時まで行われ、即日開票される。
 県選挙管理委員会によると当日の有権者数は宮古島市4万5207人、多良間村は794人、4区全体は29万9275人。

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