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メンバーズフォーラムには経営者らが参加した =市未来創造センター・多目的ホール

メンバーズフォーラム開催 BNI沖縄 ビジネスの架け橋で結集 宮古島チャプター設立へ

 経済団体のBNI(ビジネス・ネットワーク・インターナショナル)沖縄リージョンは25日、市未来創造センターで「10月度BNI沖縄リージョン・メンバーズフォーラム宮古島」を開催した。沖縄本島からチャプターと呼ばれる9つのグループのメンバーらも参加し、公開討論を行ったほか、BNIメンバーによる基調講演も行われるなど宮古島チャプター立ち上げへ向けて動き始めた。

座間味洋次代表責任者


 世界77カ国が参加するBNIは、現在日本では26都道府県が参加し、総チャプター(グループ)数は365に達している異業種交流を目的とした経済団体。このフォーラムは、BNI沖縄リージョンに新たなチャプターを宮古島に設立する目的で企画された。
 沖縄本島から約80人のメンバーが参加し、宮古島から新たなビジネス展開を目指すという目的のもと、対面での信頼関係の深化や新たなビジネス拡大の学びの場として設けられた。
 沖縄リージョンには現在、9つのグループが存在し、メンバー数は330人以上。各チャプターは、各専門分野から1人のみ加入することができ、リファーラル(メンバーが提供するサービスや商品の購入を検討している人を紹介)を提供し、お互いのビジネス発展を唯一の目的として活動している。
 リファーラルの提供で生じたビジネス収益は5年間で99億1千万円を計上。7月には発足5周年を記念したイベントを開くなど県内でも勢いがある。
 BNI沖縄を立ち上げた座間味洋次代表があいさつで、「BNIはただの異業種交流会ではなく、マーケティングを活用している組織。リファーラルマーケティングという手法であり、それを理解しなければBNIでの成功が遅れてしまう」と強調した。
 さらに、ゲストスピーカーとして、BNI名古屋セントラルを始めとする5つのリージョンを統括する藤本広敬さんが基調講演を行い、最新情報を共有した。
 今回のフォーラムは、「チャプターの成長と、ビジネス発展」をテーマに開催された。離島を含めたBNI沖縄リージョンワンチームとして、宮古島から新たなビジネス展開の架け橋を築く場として企画され、参加者にとって新たなビジネスチャンスの創出やリファーラルマーケティングの理解を深める貴重な機会となった。

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