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最優秀賞に選ばれた福里さん(前列左から4人目)と粟國くん(同5人目) =宮古更生保護サポートセンター・ホール

中学の部、福里さん最優秀賞 小学生の部は粟國くん 社明運動作文コン 入賞児童生徒を表彰

 第74回「社会を明るくする運動」宮古地区作文コンテスト(同地区推進委員会主催)の表彰式が25日、宮古更生保護サポートセンターで行われ、中学校の部を福里華蓮さん(城東中2年)、小学生の部は粟國日向楽さん(平良第一小6年)が最優秀賞をそれぞれ受賞した。多良間小からは1人、同中から4人が入賞したがこの日は欠席。後日、同保護司会が伝達するとのこと。
 同地区推進委員長の座喜味一幸市長(代読・守武大福祉部長)は「この運動は『犯罪や非行を防止、立ち直りを支える地域のチカラ』をスローガンに、互いの支え合いによって犯罪や非行のない社会を築きよりよい社会をつくる運動。子供からお年寄りまで、地域の人たちが、お互いに助け合い力を合わせ犯罪や非行を未然に防ぐ家庭や地域づくりを目指して参りましょう」とあいさつした。
 宮古保護区保護司会の平良正和会長が「74年続いているこの事業を受け継いで、次は皆さんが次の世代にバトンタッチしなくてはいけない。みんなで一緒に力を合わせて頑張っていきましょう」と述べた。
 最優秀賞を受賞した福里さんが「明るい社会のために」、粟国日向楽さんが「意見のすれ違い」と題した作文をそれぞれ朗読した。
 また、宮古保護協力雇用主会の宮里敏男会長、宮古更生保護女性会の新城美津枝会長も児童生徒を激励した。多良間小中へは10月1日に同保護司会が村長室で表彰式を行う予定だという。
 福里さんは「とても緊張したが、きょうは友達に頑張ってと応援してもらった」、粟國くんは「最初はうれしかったが、表彰式が近くなり、だんだんと緊張した。家族がおめでとうと喜んでくれた」とそれぞれ語った。粟國くんは受賞を知った日が姉の誕生日という偶然もあり、一緒にお祝いをしてもらったとのこと。
 入賞者は次の通り。
【小学校の部】最優秀賞=粟國日向楽(平一6年)▽優秀賞=友利心音(鏡原6年)砂川蓮(東2年)▽優良賞=大城帆菜(多良間6年)濱元さくら(鏡原6年)砂川乃南(平一6年)▽審査員特別賞=垣花裕樹(鏡原6年)
【中学校の部】最優秀賞=福里華蓮(城東2年)▽優秀賞=島袋創八(多良間2年)島袋さくら(多良間1年)▽優良賞=友利紗彩(鏡原3年)糸州陽南乃(多良間3年)松川葉月(多良間1年)

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