入賞報告、次は全国の舞台へ 宮古島卓球ク 団体3位で切符つかむ 全九州鹿児島大会 教育長に報告、抱負
6月29と30の両日に鹿児島県で開催した第29回南日本ホープス・全九州卓球選手権大会に男子団体で出場した宮古島卓球クラブ(池間祐治監督)の上地悠貴君(東小6年)、嘉陽田歩夢君(久松小6年)、上地安徳君(南小6年)と保護者らは10日、市役所に大城裕子教育長らを訪ね、同大会で3位入賞の報告を行った。また、その快挙から出場が決まっている今月末に控えた全国大会への抱負をそれぞれ語り、大会での勝利を誓った。
鹿児島県のあいハウジングアリーナ松元で行われた同選手権大会団体の部に同クラブから4人が出場したがこの日は3人が訪れた。
同選手権大会では予選の大分、鹿児島、長崎3チームに3戦全勝で勝利し、決勝トーナメントに進んだ。決勝トーナメントでは大分に3―1と勝利するも、優勝した熊本八代市のヒゴ鏡卓球クラブに3―1で善戦したが惜しくも敗退。3位入賞となった。
また、26~28日の全国大会の個人の部(神戸市)には同クラブから男子2人、女子4人の計6選手が出場する。また、来月10~12日の団体の部(東京都)には男女各4人が出場することも報告された。
大会の振り返りと次大会に向け、悠貴くんは「準決勝ではもう少しの所で負けたのでたくさん練習をして勝ちたい」、嘉陽田くんは「ダブルスでは自分の役目を果たし頑張りたい」、安徳くんは「九州大会では準決勝に行けてうれしかった。全国大会でも頑張りたい」とそれぞれ語った。
池間監督は「九州大会では好成績の結果になった。男女共に全国大会では予選の試合でも2、3試合あるので、まずは予選突破を目指す」と抱負を述べた。
報告を受け、大城教育長と村上健輔学校教育課長は3人や池間監督、保護者をねぎらい、その結果をたたえた。
その上で大城教育長は「卓球クラブでは技術面だけでなく強い体と精神力を養い、日頃の生活態度も指導していると聞く。全国大会でも頑張ってほしい」と激励した。