宮古島地方6月天候 平年より多い降水量
宮古島地方気象台は7日、2022年6月の天候を発表した。それによると上旬から中旬にかけて梅雨前線が停滞しやすかったことや湿った空気、低気圧の影響で曇りや雨の日が多かった。下旬は太平洋高気圧に覆われて晴れた日が多かった。沖縄地方は6月20日ごろに梅雨明けしたと見られ、平年(6月21日ごろ)より1日早く、前年(7月3日ごろ)より13日早かった。
降水量は平良下里が244㍉(平年比125%)、鏡原が242㍉(同128%)、下地島が344㍉(同179%)、城辺が276.5㍉(同141%)、多良間仲筋が245.5㍉(同138%)。平均気温は平良下里が27.9度(平年値27.7度)、鏡原が27.7度(同27.5度)、下地島が27.9度(同27.8度)、多良間仲筋が28.3度(同28.2度)。日照時間は平良下里で201.8時間(平年比105%)。
上旬は高気圧に覆われて晴れた日もあったが、梅雨前線や湿った空気、低気圧の影響で曇りや雨の日が多く、3日、7日、9日は大雨の所があった。3日は下地島で日最大10分間降水量19.5㍉を観測し、6月の過去最高を更新した。
中旬は高気圧に覆われて晴れた日もあったが、梅雨前線や湿った空気の影響で曇りや雨の日が多く、16日と19日は大雨となった所があった。
下旬は太平洋高気圧に覆われて晴れた日が多かったが、湿った空気の影響で曇りや雨の所もあった。