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ドローンの説明を聞く観光商工課の皆さん =旧宮島小・体育館

ドローン勉強2日目 宮古島ドローンST 市観光商工課、海保職員ら 座学・実演で理解深める

 日本マルチコプター協会所属の宮古島ドローンステーション(小森充苗代表)は21日、旧宮島小学校で行政を対象としたドローンの勉強会を開催した。同日は市観光商工課と宮古島海上保安部の職員を対象に実施された。
 ドローンの産業利用が進む中、基本的な航空法の理解や活用促進のための法整備が課題となっており、この勉強会はそれらに対する理解を深め、さまざまな分野での安心安全な活用を目指すために行われた。

海保職員らもドローンの操作について理解を深めた


 同団体は、モニタータイプとゴーグルタイプの2機種のドローンを用意し、飛行許可が不要な体育館内で飛行体験操作を実施した。
 市観光商工課からは7人、同保安部からは4人が参加し、狭い場所もスムーズに通り抜けるドローンの実演に注目が集まった。また、飛行禁止区域に関する質問が出るなど、禁止エリアマップ作成の必要性が話題に上った。
 小森代表は「宮古島には美しい海をドローン撮影目的で訪れる観光客もおり、安心安全にドローン撮影ができるよう進めていくことが良い」と述べ、2団体の職員に丁寧に説明した。
 市観光商工課の職員は、「今回の勉強会で詳しく知ることができ、今後のルールづくりや規制を検討したい」と語り、同保安部の職員も、「今日得た知識を業務への活用に役立てたい」と意欲を示した。
 同日は宮古島署員を対象とした勉強会も行われる予定だったが、大雨の影響で市内各地が冠水となったため業務に従事。きょう22日に実施される予定とのこと。

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