記念式典では功労賞や優秀選手賞などが贈られた =砂川小学校体育館

砂川学区体協盛大に設立50周年 記念式典・祝賀会 歴代会長らに功労賞も

 砂川学区体育協会設立50周年記念事業実行委員会(砂川正則会長)は30日、砂川小学校体育館で「記念式典・祝賀会」を行った。歴代会長や陸上、バレーボールなどの大会に選手として出場し、活躍した学区民らが50年の節目を祝った。表彰では歴代会長らに功労賞、宮古代表選手として県民大会に出場し3位以内入賞や宮古記録樹立者には優秀選手賞が贈られた。
 與那覇敏一副会長が開会の言葉を述べ、「設立50年の歩み」では1973(昭和48)年に設立され、初代会長に喜屋武盛吉氏が就任したことを紹介。2代は奥浜貞夫氏、3代は砂川恵正氏が就き、以降の会長らも体協の発展に尽くし、現在の12代は狩俣勝成氏が務めている。
 砂川会長は式辞で「体育協会は学区民一人ひとりの健康増進と生きがいのある明るい地域づくりに尽力してきた。青少年健全育成では児童生徒の人格形成や体力向上に取り組み、競技者の底辺拡大及び競技力の向上により多くの優秀な選手を輩出した」と振り返った。
 50周年の節目には「喜びを共有し、体育協会の連帯の輪をこれまで以上に広げ、老若男女全員参加型の体協組織にすることで時代に即した新しいスポーツ振興の発展につながるものと確信している」と述べた。
 宮古島市スポーツ協会の砂川恵助会長、城辺地区地域づくり協議会の中村康明会長は祝辞で50周年を祝うとともに今後の活発な活動にも期待を込めた。
 功労賞を受けた歴代会長らは次の通り。
 【歴代会長及び体協の発展に尽力した者】喜屋武盛吉(初代会長)▽奥濱貞夫(2代会長)▽砂川恵正(3代会長)▽砂川義博(4代会長)▽(故)宮國恵信(5代会長)▽(故)國仲栄光(6代会長)▽宮里和芳(7代会長)▽砂川正則(8代会長)▽與那覇敏一(9代会長)▽砂川明寛(10代会長)▽平良昇(11代会長)
 【体協設立時等に尽力した者】下地玄市▽(故)洲鎌和夫▽平良光成▽佐和田一二▽真喜屋隆

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