家庭などから出されたゴミが処理される =市クリーンセンター

年末年始ごみ288㌧搬入 施設内事故防止を注意喚起

 宮古島市環境衛生局衛生施設課によると年末年始(12月29日~1月4日)に市クリーンセンターへの可燃ごみ、資源ごみ、粗大ごみなどの搬入量は約288㌧となった。年末は家庭や会社などの片づけや清掃、年始は正月祝いで出された料理などのごみが多くなる。1月4日には12月31日~1月3日までのごみが一気に出されたことから147㌧と多かった。同課では市民に対して「少量のごみは住んでいる地域の収集曜日に自宅前に出してほしい」と呼びかけている。
 搬入量は委託業者の家庭ごみ、許可業者の事業所ごみ、市民の自己搬入ごみを含めて年末の12月29日が約78㌧(収集車250台)、12月30日が約63㌧(同84台)、年明けの1月4日が約147㌧(同294台)となった。
 種別では可燃ごみ、リサイクル家電、残渣(ざんさ)可燃、資源ごみ(缶・ビン・ペットボトルほか)、粗大ごみに分けられている。搬入量は可燃ごみが最も多く、12月29日が約64㌧、12月30日が約61㌧、4日が133㌧だった。
 同課は年末年始のごみ収集については、家庭ゴミの収集は12月30日まで行うことや12月31日から1月3日までは収集せず、1月4日から開始することなどを新聞などで市民に知らせていた。
 このほか家庭ごみの自己搬入については多量ごみ、引っ越しごみは受け付けたが、少量のごみは地域の収集日に自宅前に出すよう呼びかけた。これらの周知により、混乱もなく収集が行われたという。
 少量ごみへの協力については「市クリーンセンターは、ごみ処理を行うため場内を大型車両が行き交い重機が動いている施設。多くの方がごみを持ち込むと場内が混雑し危険な状態となる。もし施設内で事故が発生した場合、施設の運転を止めてしまうことになりごみの処理ができなくなる。そのため事故を未然に防ぐためにも家庭から出た少量のごみは自宅前に出していただきたい」と呼びかけている。
 収集日のごみの量については可燃ごみと資源ごみは3袋、粗大ごみは3個までとなっている。分別が不十分なごみは収集できない。
 分別方法は「家庭ゴミの分け方・出し方」に記載されている。
 問い合わせは市衛生施設課(75・5339)。

関連記事一覧