開式の言葉を述べる期成会の前里副会長
=鏡原小体育館
鏡原小100年に感謝、記念式典・祝賀会 「絆」深め、新しい歴史へ
鏡原小学校の創立100周年記念式典・祝賀会が19日、同校体育館で行われた。同記念事業期成会や教職員、PTAら関係者が出席し、同校の記念すべき節目を祝うとともに子どもたちの学び舎(や)としてのさらなる発展と飛躍を祈念した。100年間の卒業生はおよそ6600人。
記念式典に先立ち、同校校庭で記念碑除幕式が執り行われ、「絆」の一文字が記された創立100周年記念碑が披露された。記念碑は宮古総合開発によって製作され、絆という字は児童や保護者にアンケートをとり決められた。
午後3時から式典は始まり、與那覇昇同期成会長から式辞が述べられ、同校の花城修校長は「大正時代から幾多の困難を鏡原小は乗り越えながら100周年を迎えることができた。これまでの100年に感謝し、これからの100年に向けてこれからの時代を生きる子どもたちの未来に向け『絆』を大切にしながら新しい歴史をつくっていく」とあいさつ。
来賓の座喜味一幸市長、大城裕子教育長が祝辞、同校児童会長の長濱莉愛さん(6年)が喜びの声、前川尚彦同校PTA会長が謝辞を述べた。同校の池間学教頭によると、50を超える企業や個人から、15日時点で1152万5510円の寄付金が贈られているという。