座喜味市長に寄付金を贈呈する新城社長(右から2人目) =市役所市長室

サンエー 宮古島シティ開店記念し寄付

 サンエー(新城健太郎社長)は30日、6月17日の「サンエー宮古島シティ」オープンを記念し、これまでの地元の協力への感謝を込めて宮古島市に寄付金を贈呈した。開店後は隣接するJTAドーム宮古島とイベント等で連携したいとの考えを示した。
 新城社長、上地哲誠相談役、平良隆明開発部長が市役所を訪れた。今月26日に就任した新城社長は「宮古島は我々発祥の地。新しく社長になってオープンする店が宮古島シティなのは運命的で光栄に思っている。宮古の皆さんの支援のもとサンエーは大きくなってきた。今回のオープンを全社員が喜んでいる。市行政や自治会の協力に感謝したい」と述べ、JTAドームについて「行事やイベントで相互交流しながら、地域発展のため尽くしたい」と語った。
 座喜味一幸市長は「創業者の折田喜作さんは島の大先輩で誇りでもある。折田さんの郷土愛、沖縄に対する企業貢献の意思が脈々と伝えられている。宮古島シティのオープンは市民も心待ちにしている。雇用を含めて経済に果たす効果は大きなものがある。この地域が市民の交流、ショッピング、イベントなど街づくりの拠点になることを期待している」と話した。

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