暑い日差しが照りつける中、ヨット船上で作業する生徒ら=30日午後3時過ぎ、平良下里のパイナガマビーチ

宮古島で32・1度 5月初の真夏日

 宮古島地方は28日まで各地で記録的な大雨を観測したが、29、30両日は高気圧に覆われて一転して晴れ間が広がり、宮古島市では日中の最高気温が5月に入って初めて30度以上の真夏日となった。30日は朝から強い日差しが照りつけこともあり、午後には31・2度と平年を2・5度上回る蒸し暑い1日となった。
 気象台によると宮古島地方は高気圧に覆われて29日から晴れ間が広がった。30日の各地の最高気温は、宮古島(平良下里)と鏡原(宮古空港)、多良間仲筋(多良間空港)の3カ所が31・2度、下地島(下地島空港)が30・9度だった。
 青空が広がったこともあり29、30の両日は、各地の観光地や海浜に市民や観光客ら多数が訪れた。30日、平良下里のパイナガマビーチや下地与那覇の前浜ビーチでは海水浴やカヤック、水上オートバイを楽しむ人の姿が見られた。
 気象台によると31日は梅雨前線の影響で曇り、ところにより夕方から夜のはじめごろに雨が降る見込み。気温は最高30度、最低27度の予報。向こう一週間も曇りや雨の降る日が多いと予想している。

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