作品の募集要項を説明する池田委員長 =20日、平良港ターミナル小研修室

第6回はがき筆文字展 5月末から作品募集

第6回全国はがき筆文字展(主催・同実行委員会)が11月11日~13日、未来創造センター多目的ホールで開催される。作品の応募期間は5月31日~7月31日(当日消印有効)。今回から一般の部に特選と佳作、90歳代にシルバー優秀賞を新設する。問い合わせ先・作品受け付けは全国はがき筆文字展事務局(〒906│0013沖縄県宮古島市平良字下里1061、FAX74-2086、電話090-9783-8282池田)。

 20日、平良港ターミナルで募集要項を発表した同実行委員会の池田海真委員長は「一般部に特選と佳作を新設した。作品のさらなる向上に期待している。高齢者にも素晴らしい作品があり、シルバー優秀賞を設けた。幼児から高齢者まで誰でも気軽に取り組める内容なので多くの人に応募してほしい」と呼び掛けた。
 用紙は「通常はがき」サイズ(縦14・7㌢、横10㌢)で紙質は自由。一般の部(一般、大学生)は1人2点まで、課題は「自由」で感動した言葉や俳句、詩など。出品料は1点2000円、80歳代は1000円、90歳以上無料。学生部(幼、小、中、高校)は1人1点、課題は「漢字1文字」に自分の夢や希望、信念など。出品料は無料。両部門とも書体、墨色(絵の具も可)は自由、毛筆で書く。作品は出品票に添付し、出品名簿(ホームページからダウンロード可)と一緒に郵送または持参して提出する。
 表彰は大賞、美術新聞社賞、宮古島市長賞、同市教育長賞、同市文化協会賞、準大賞(以上特別賞)、特選、佳作、入選。90歳代にシルバー優秀賞、100歳以上にはガンズウ(長寿)賞。団体優秀賞、団体奨励賞。審査結果は10月初旬に事務局ホームページに掲載予定。一般部は宮古島のリゾートホテルのペア宿泊券が当たる抽選が行われる。
 展覧会では応募全作品を展示する。また国内では東京、広島など、海外はフランスでの巡回展を予定している。昨年の第5回展の応募総数は1799点、最高齢は105歳。

関連記事一覧