「宮古方言の世界第3巻」本日発刊 花View出版

花View出版(川満幸弘代表)は6日、宮古方言の世界第3巻『宮古の神話伝説 宮古口(みゃーくふつ)』を発刊する。宮古創世などの神話や伝説15話の宮古方言と訳文を掲載。音声CD化にも取り組んでいく予定。同社では消滅の危機にある宮古方言の継承発展のための学習教材として制作した。

 まえがきで川満代表は「宮古方言が消滅の危機にある現在、その後継者育成が緊要な課題。子どもや若者たちが方言に関心を持てるよう、学習教材として編集制作したもの。先人から受け継がれてきた宮古口は宮古の特色ある重要な文化。貴重な世界遺産とも言える。宮古口の継承発展に地域全体で努めていくことを念願してやまない」と述べている。
 同社の「宮古方言の世界」は方言を話せるようになってもらおうと2019年に第1巻を発刊。21年には第2巻を発刊し、読者の要望に応えて音声CDも制作した。
 定価は2300円(税込)。同社(74-3881、平良中学校向かい)、TSUTAYA沖縄宮古島店、BOOKsきょうはん宮古南店、ジュンク堂書店那覇店で販売。

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