新型コロナ 宮古で死者、第6波で初
【那覇支局】県は9日、宮古島市で新たに21人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。3日連続で前週の同じ曜日を上回った。累計は3367人。県内では宮古の1人を含む計3人が死亡し累計413人になった。宮古では初めて第6波の死者が確認され、累計14人になった。
県内では新たに694人の感染が確認され、先週比で11・5%減少した。日連続で前週の同じ曜日を下回った。累計8万8482人。12日連続で1000人を下回った。新たに6例のクラスター(感染者集団)も発表された。累計475例。
市内患者は10代から90歳以上までの男女。年齢別では20代の6人が最多で、30代5人、80代、90歳以上、10代がそれぞれ2人と続いた。推定感染経路は9人が明らかになっていない。職業別では無職5人が最多で次いで確認中4人、介護従事者3人。1週間当たりの人口10万人換算の新規陽性者数は225・17人。
市の入院中21人は宮古病院16人(中等症10人、軽症6人)、民間病院5人(中等症1人、軽症4人)。宮古島市の病床確保数は70床。宿泊施設療養中22人、自宅療養中67人、入院調整中80人。
県内患者は10歳未満から90歳以上の男女。年代別では10歳未満が最多。県基準で重症者は3人。
クラスターは「第6波」により、1月から2月に那覇市や石垣市で発生した。那覇市の社会福祉施設や会食、石垣市の保育施設で確認された。感染者は計73人。
当日までの直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数285.16人は県の警戒レベル判断指標では、レベル4(非常事態)。病床使用率(54.0%)はレベル3(感染まん延期)の50%を超え、重症者用病床使用率(30.3%)はレベル2。