来月8日に平良港に帰港予定の国際クルーズ船 =提供・セブンシーズリレーションズ、©WindstarCruises

来月8日、外国船寄港再開 平良港、3年ぶり国際クルーズ

 平良港への外国船寄港が4月8日に再開予定であることが、8日までに分かった。米国のウインドスタークルーズが運航する国際クルーズ船が、香港を出発し石垣などを経由して訪れる計画で、コロナ禍で2020年3月から途絶えていた外国船寄港が3年ぶりに復活する。旅客数は約300人の見込み。医療関係者などを交えたクルーズ船受入宮古地域協議会が2月20日に開かれ、受け入れ体制に合意が得られたとして承認した。

 日本への国際クルーズ船受入は、20年3月に発生した船内での集団感染を受けて停止していた。平良港には19年、国内船を含めて147回の寄港があったが、20年は3回、21年0回と激減。22年は国内クルーズ船が1回寄港した。

 政府が昨年水際対策を緩和したことを受け、外国クルーズ船社の業界団体である日本国際クルーズ協議会が11月に感染対策ガイドラインを発表。このほど改訂された第2版によると、▽18歳以上の乗客の95%以上がワクチンを2回接種する▽乗船前3日以内に検査を受けて陰性を証明する▽適切なマスク着用など船内での感染予防徹底―などが定められている。

 港湾、医療、搬送、観光の関係機関からなる県クルーズ船受入協議会を始め、寄港する港ごとに合意を得た。新型コロナが季節性インフルエンザと同等の5類に引き下げられる5月8日以降の対応方針については、現在のところ未定。

 来月8日に平良港を訪れるのは、1万2975㌧の「スターブリーズ」号。全長159㍍、全幅19㍍で、乗客数は312人。全客室がスイートルームなどの特徴がある。国内総代理店のセブンシーズリレーションズによると、コロナ禍以前は欧米系の乗客が8割を占めていたという。

 ツアー名は「日本縦断アイランド・ホッピング」。4月4日に香港を出発し、台湾・石垣を経て平良港に寄港する。12泊の船旅で、最終目的地は東京。

 平良港への滞在は午前8時から同日午後5時までの予定。東平安名崎や海中公園、牧山公園、泡盛工場などを訪れるオプショナルツア―がある。ウインドスター社のホームページでは、伊良部大橋開通までの歴史や、「夢の大橋」と呼ばれていることなどが英文で紹介されている。

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