市教委 幼少中24日から再開
宮古島市教育委員会(大城裕子教育長)は市内の新型コロナ新規陽性者が減少傾向にあることから、幼小中一斉休校を21日で解除した。学校再開は段階的に行い、24日から28日までは午前中のみ授業を行い、給食はない。再開後も地域の感染状況を注視し、感染予防対策を徹底した上で教育活動を再開する。
マスクを外すことになる給食の時間は特に感染リスクが高いとして、当面の間は午前中のみとした。給食を無くしても対策が困難な場合は、各学校の実情に応じて分散登校などの判断を行うとしている。部活は休止を継続。
幼稚園の段階的措置として、感染リスクを低減させるため家庭保育の協力を呼び掛けている。午後の預かり保育も同様。
感染への不安などの理由で登校を自粛する児童生徒には、オンラインを活用した学習指導で学びを保証する。欠席扱いにはしない。
受検を間近に控える中学校3年生については、午後の授業をオンライン学習で行うなど各学校に臨機応変な対応を求めている。
31日週以降については、市の感染者数や各学校の状況を踏まえて判断する。