還暦記念の寄付金が池間会長(手前右)から砂川校長(同左)に手渡された =北小校長室

北中1期卒同窓会、還暦記念に寄付金

 宮古島市立北中学校第1期卒同窓会(池間康会長)のメンバーが31日、母校の市立北小学校に砂川靖夫校長を訪ね、「母校の後輩たちの教育環境整備に役立ててほしい」と還暦記念の寄付金を贈呈した。

 1期卒は2021年に還暦を迎えたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、祝賀会の開催を見送った。ことし5月以降の実施を予定しているが、日程の見通しが立たないことから、母校への寄付を先行することを決め、同窓に協力を呼び掛けたという。北小に続いて今後、北中にも寄付を予定している。
 寄付贈呈で池間会長は、「砂川校長が同窓ということもあり、母校で定年退職を迎えることから在職中に寄付をしたいとの思いがあった。ぜひ後輩たちのために役立ててほしい」と述べるとともに、母校の発展を祈念した。
 砂川校長は「大切な寄付を子どもたちのために使いたい。わたしたちは昭和49年3月に小学校を卒業し、長い月日が流れた。最後に北小の校長で退職し、同窓から寄付をいただくことは二重の喜び。これからも北小の子どもたち、卒業した子たちの応援をお願いしたい」と感謝の意を表した。

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