障がい者スポーツ大会でアキュラシーに挑戦する選手ら
=12日、市陸上競技場
スポーツで親睦深める 3年ぶり宮古地区障がい者大会
第15回宮古地区障がい者スポーツ大会(市、宮古身体障害者連合会など共催)が12日、市陸上競技場で行われた。宮古島市福祉協会の4支部や8福祉施設の利用者らが参加し、3年ぶりの大会でスポーツを通して親睦を深めた。
大会には宮身協の平良・上野・下地・伊良部支部と、サシバの会▽わかば▽くこりもや▽ふれあいの里▽あだん▽デイいけむら▽青潮園▽ふれあいプラザ宮古―の利用者らが集った。
宮古身体障害者連合会の新崎祥太会長は3年ぶりの大会について「新型コロナの影響で私たちの生活様式は変わり、たくさんの制限があった。今大会も規模縮小という形になったが、スポーツを通して触れ合える喜びを感じてほしい」と呼びかけ。「励ます声援、迎えてくれる拍手、懐かしい顔が見られる喜び。そういった一面も楽しめる大会になることを願う」と述べた。
座喜味一幸市長の代読で、仲宗根美佐子福祉部長が「各種目に出場される皆さんは、久しぶりの緊張感を楽しみながら実力を発揮してほしい。皆さんをサポートするボランティアの方々とも大会を通して交流を深め、会場でたくさんの笑顔が見られることを期待する」とあいさつ。
選手を代表してふれあいの里の友利ちあきさんと下地文夫さんが「いつも支えてくれる皆さんへの感謝の気持ちを胸に、精一杯楽しんで頑張ることを誓います」と宣誓した。
少年から壮年までの男女が、50・100・200・400㍍の競争を行ったほか、フリスビーを投げて輪を通すアキュラシーという競技にも挑戦した。