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宿泊税は維持管理でなく「将来への投資」に 道路区画線の消失に対策要望 一般質問で平良敏夫氏質す

 開会中の2026年度第4回宮古島市議会は26日、一般質問を続開した。平良敏夫氏が登壇し、市民との対話成果や中長期の大型プロジェクト、各所の道路破損への対応、さらに2027年2月導入を進めている宿泊税の運用方針などについて市当局の姿勢を質した。嘉数登市長は、宿泊税を単なる維持管理費ではなく「成長財源」と位置づけ、次世代に誇れる宮古島をつくるための投資に充てる考えを表明。一方、5月中旬に一部報道された警察による公共工事積算システムの押収事案については、「捜査機関対応事項のため説明困難」と答弁を避けた。
 平良氏はまず市長による就任以来における市民との対話成果について質問。市長は、地域懇談会の要望を反映した新予算の創設や子育て世帯への独自支援を挙げ、「市民が真ん中」の市政を推進すると述べた。議会側から市民プールや滑走路横断トンネルといった次世代を見据えた長期ビジョンの必要性を提起された市長は、宿泊税の使途に関し「観光の質向上」「市民への恩恵」「次世代への投資」の3視点を重視し、天候に左右されない観光コンテンツなど大型プロジェクトの検討を進めると応じた。
 宿泊税の具体的な施行準備について、市側は2027年2月1日の施行に向け事業者への登録調査や勧奨、システムの入力対応を進めていると説明。滞納には厳正に対応するとした。
 農業行政では市側は、JA資材店で「粒安」などが一時品薄になった件に関し、季節的な需要集中が原因であり、噂される「出し渋り」の事実は確認できていないと答弁。今後の肥料補助については、地下水保全の観点から有機質肥料への重点支援を基本とし、化学肥料補助のさらなる縮小を検討していると述べた。
 また、遅れが指摘された狩俣自治会の堆肥製造実証事業については、重機故障などの課題を挙げ、関係機関と連携して継続的な体制構築を支援するとした。
 道路行政では、平良氏が各所のマンホール段差や白線消失、右折レーンの不具合による事故の危険性を次々と指摘。市側は、歩道との段差が5センチあり転倒者が出ている西里大通りのコインパーキング前について「原因特定後、早急に解消工事を行う」と答えたほか、二重越五差路や中央縦線の大規模修繕を計画的に進める方針を示した。県道78号イサム自動車前の右折レーン等の白線消失や競合による進入違反については、宮古土木事務所や警察と連携して補修要請や指導・取り締まりを強化すると応じた。
 このほか港湾行政に関し、延期されていたクルーズ乗客への施設使用料導入を回復傾向の寄港実績を踏まえ、市は再検討する考えを表明。25年度に計443件の相談が寄せられた投資詐欺・マルチ商法の被害抑止に向けた啓発強化、熱帯植物園への小動物併設と家族連れ誘客のあり方などをそれぞれ答弁した。

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