「トリオミュー」と吹奏楽部による合同演奏
=19日、下地中・体育館
プロの音色、中学生と共鳴 下地中で音楽鑑賞会
下地中学校で19日、プロの演奏家を招いた音楽鑑賞会「音楽時間~春を待つ音の重なり」が開かれた。バイオリン奏者の坂井祐美子さんが所属する「トリオミュー」を講師に迎え、全校生徒が本格的なクラシックやポップスの演奏を堪能。多感な時期に本物の芸術に触れることで豊かな情操を養うとともに、吹奏楽部との合同演奏を通じて自己肯定感を高める貴重な機会となった。生徒らは、体育館に響き渡る繊細かつ力強い音色に静かに耳を傾け、音楽が持つ力を肌で感じていた。
鑑賞会は、PTA会長の津嘉山健さんが営む宿・津嘉山荘に坂井さんが宿泊した縁で実現したとのこと。
出演は坂井さん、佐竹美奈子さん(ともにバイオリン)、峠ひろみさん(ピアノ)の3人による「トリオミュー」。ステージでは「風笛」や「タイスの瞑想曲」、「情熱大陸」などアンコールを含む全8曲を披露し、中盤にはバイオリンの体験コーナーも設けられ、生徒を代表して友利進之介さんと島尻絆良さんが弦楽器の扱いに挑戦した。また、この日15歳の誕生日を迎えた砂川愛虎さんへ、サプライズで「ハッピー・バースデー・トゥ・ユー」の演奏が贈られる一幕もあり、会場は温かな拍手に包まれた。

ハイライトとなったのは、同校吹奏楽部とのコラボレーション演奏。入念なリハーサルを重ねた生徒たちは、プロの胸を借りて「にじいろ」や「さくら」を合奏した。プロの技術を間近に感じながらの演奏は、生徒たちにとって大きな自信と刺激になった様子だった。
吹奏楽部部長の仲里心菜さん(2年)は「練習の時から優しく接してもらい、一緒に演奏できてとても楽しかった。みんなの心が癒やされ、これからの学校生活も頑張れそうだ」と感謝の言葉を述べた。


