況を呈した「体験する」コーナー =8日、市保健センター

健康への意識、家族で育む 第4回健康フェスタににぎわい 講演や体験ブースで啓発

 家族で健康について学び、体験する
 「第4回宮古島健康フェスタ」が8日、市保健センターで開かれた。宮古地区医師会が主催し、行政や各職能団体、県立宮古病院などが共催。会場には多くの市民が詰めかけ、終日展開された講演や多彩な体験型ブースを通して、がん予防や生活習慣病対策への理解を深めた。
 同フェスタは、専門的な知識を市民に分かりやすく還元する場として、地域の健康寿命延伸に向けた重要な役割を担っている。
 多目的室では講演会が行われ、沖縄大学の山代寛学長が「宮古島の未来を拓く健康づくり」と題して特別講演。地域全体で健康を支え合う意識づくりの重要性を説いた。


 続いて琉球大学大学院・医学研究科女性生殖医学講座(産婦人科)の関根正幸教授が子宮頸がんについて解説。初期の自覚症状の少なさを指摘し、若い世代での増加傾向に警鐘を鳴らすとともに「見つけるには検診しかない」と、早期受診の必要性を強く訴えた。
 展示・体験ブースも活況を呈した。「体験する」コーナーでは、子ども向けの医療体験や妊婦体験のほか、感染管理認定看護師による正しい手洗い実習などが行われ、親子連れが真剣な表情で取り組んだ。また、ヘモグロビン測定など自身の健康状態を即座に確認できるコーナーも好評を博した。
 「知る」コーナーでは、睡眠時無呼吸症候群や認知症、骨折予防、歯の健康など多岐にわたるテーマを専門職が解説。来場者は熱心に説明に耳を傾け、日常生活における具体的な予防策を確認していた。
 来場した40代の女性は「検診の大切さを改めて感じた。子どもも医療体験を楽しんでおり、家族で健康を考える良い機会になった」と話した。

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