368人の門出を祝福 島の誇り胸に将来誓う ドームに響く二十歳の決意
宮古島市「二十歳を祝う会」が5日、JTAドーム宮古島で開催され、368人の門出を祝福した。式典では嘉数登市長らが激励し、平良中卒の友利洸星さんと上野中卒の野原礼那さんが二十歳の決意を発表。会場には家族や関係者も多数訪れ、成長した姿を写真に収めるなど、終始和やかな雰囲気に包まれた。
式典はアトラクションとして書道パフォーマンスやフラダンスが披露され、華やかな幕開けとなった。
開会の言葉で宮城克典教育長は「20歳は社会の一員としての責任をより強く意識し、自らの生き方を選び挑戦していく大切な時期。宮古島で育まれた優しさや誠実さ、思いやる心を胸に、堂々と未来へ歩んでほしい」と新成人にエールを送った。
嘉数市長の式辞では、新型コロナウイルス流行下で学生時代を過ごした世代に触れ、「困難を乗り越えた経験は必ず人生の大きな財産になる。自由とともに責任を担う大人として、高い目標を掲げ、自分らしい人生を切り拓いてほしい」と期待を込めた。
市議会の平良和彦議長が「失敗を恐れず挑戦し続ける勇気を持ち、宮古島で育った誇りを忘れず歩んでほしい」と祝辞を述べた。
二十歳の決意発表で友利さんは「野球を通して学んだ仲間の大切さを胸に、自分の選択に責任を持って進みたい」と力強く決意を表明。野原さんは「島を離れて学ぶ中で宮古島の人の温かさを改めて実感した。将来は学びを生かし、ふるさとに貢献したい」との思いを述べた。
閉会の言葉で砂川朗副市長は「きょう胸に刻んだ決意と感謝を忘れず、それぞれの道で力強く歩んでほしい」と20歳の門出を祝福した。
県こども未来部こども若者政策課によると、今年、宮古島市で20歳を迎えた対象者は前年に比べ41人減少。県内では石垣市(323人)に次いで2番目に少なく、民法改正により引き下げられた成人年齢の18歳は474人(前年比1人減)とのこと。


