長崎氏ら勇退議員があいさつした =市議会議場

市振興発展に尽くす 市議会 勇退議員4人があいさつ

 宮古島市議会9月定例会の一般質問を終えた29日、今議会限りで勇退する長崎富夫氏、上地廣敏氏、西里芳明氏、山里雅彦氏があいさつを行った。各氏とも宮古島市の振興発展に尽くしてきた議員生活を振り返り、支えてくれた市民に感謝の言葉を述べた。次期市議選に立候補を予定している同僚議員には「最善を尽くし、再び議場に戻ってきていただきたい」との言葉を送った。
 長崎氏は「通算28年、市議会議員をやらせていただいた。特にこの4年間は各議員の協力のもと副議長職を務めたことに改めて感謝申し上げる。宮古島市は第一産業中心に観光産業も好調で今後も飛躍的に発展する可能性を秘めており、島内外からも大きく注目を集めている。これからは一人の市民として微力ながら市の発展にお手伝いをしていきたい」と述べた。
 上地氏は、市職員として勤めて退職後に市議になったことを振り返り、「3期12年にわたり宮古島市の振興発展に微力であったが力を尽くせた。これも市民の皆さんの温かい協力のおかげである。議員を辞しても市民の一人として微力であるが市の振興発展のために最善を尽くしていきたい」と述べた。
 西里氏は議員生活を振り返り、市民や同僚議員らに感謝の言葉を述べた。12年間の議員生活には「やりきった感がない。それでも自分なりに市民の意見を吸い上げ、この議場で話をするなど努力してきた。なかなか踏ん切りがつかない部分もあるが後進に身をゆだねてこの辺で議会を終わりたい」と述べた。
 山里氏は「市町村合併と同時に議員になり5期20年、市民の皆さんのご支援により議員として議会活動をすることができた。この間印象に残っているのはさまざまな面でのリーディングプロジェクト事業であり、皆さんと一緒に取り組んできた。老朽化した宮古病院の新築移転、ゴミ処理施設、図書館と中央公民館を一体とした未来創造センターなどが完成した。今後も市の振興発展に微力ながら役に立てることがあれば尽力していきたい」と述べた。

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