
大会成功へ支援広がる 安全運営へ一致団結 協賛金、寄付金続々と 第39回トライ
20日午前7時号砲の第39回全日本トライアスロン宮古島大会に役立ててほしいと10日、宮古島市に協賛企業と各企業からの寄付金が贈呈された。市役所に嘉数登市長を訪ねた各社の代表は寄付金を手渡し、大会の成功を願った。嘉数市長は「大会長として大会の安心安全に職員一丸となって努める」と述べ、各社に謝意を示した。
東急グループから宮古島東急ホテル&リゾーツの白木敦義総支配人、エメラルドコーストゴルフリンクスおよびまいばり宮古島熱帯果樹園を運営する宮古観光開発社の岩瀬祐人総支配人、造園などを手掛ける石勝エクステリアの友利隆司宮古営業所長の3氏らは協賛企業として来訪。同ホテル販売促進部の黒崎竜男マネージャーも同行した。
白木総支配人は昨年の同ホテル40周年に触れ、「大会と同じ年月、この地で運営し、バイクの出発地点もわれわれの敷地内からという名誉はとても光栄なことだと思っている。協賛にプラスし、従業員総出で応援し大会を盛り上げていきたい」と語り、嘉数市長に目録を手渡した。嘉数市長は同ホテルのこれまでの支えに謝意を示し、協賛金を受け取った。
寄付金では、防災情報システムや市のGIGAスクール事業を受託する興洋電子の多良間洋二会長と古舘和広社長が来訪。多良間会長は「宮古島市にはさまざまな事業でお世話になっている。トライアスロン大会当日は都合がつかず、直接応援はできないので、ぜひ中継を見させていただきたい」と述べ、古館社長も「小中学校のギガ端末や先生方の公用パソコンや先生とのタブレット授業のサポートなどを実施している」と語った。

また、とみや商会の中尾忠筰社長とミヤコンの渡真利勝副社長も来訪し、中尾社長は「毎年楽しみにしている。39回目なので宮古らしさを出してもらえる大会になれば」と述べ、渡真利副社長は「毎回ボランティアを行っている。当日は、天気に恵まれることを願い、スムーズな大会になるよう社員一同を挙げて頑張りたい」と語り、嘉数市長へ寄付金を託した。

宮古地区調査測量設計協会の湧川弘範会長と上地亮輔副会長、宮古地区磁気探査業協会の下地明会長と砂川立成副会長も寄付金贈呈に訪れた。
湧川会長は「この大会が地域とのつながりを強くしているのではと感じている。少しでも力になれば」と述べ、大会が盛会になることに期待を込め、寄付金を贈呈した。
