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夏季ダイヤで就航再開するUO/HKEのエアバス320型機
国際線復活が決まる 下地島空港 6月末から香港航路 5年ぶり再開で週4往復
新型コロナウイルスの影響で運休していた香港エクスプレス(UO/HKE)による宮古(下地島)―香港線の運航が、約5年4カ月の中断を経て6月27日から季節定期便として10月25日まで運航が再開されることが決定した。26日、下地島エアポートマネジメント社(SAMCO)が発表。再開される運航は休航前(週3回)より多く、週(火、木、金、日曜日)に4回往復運航されることとなる。
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同路線は2019年7月に宮古諸島を結ぶ、初の国際線定期便として3往復就航したが、新型コロナウイルス感染症の影響で20年2月から運休していた。
同社によるとこの直行便再開により、これまで乗り継ぎが必要だった両地間のアクセスが約2時間で結ばれることで大幅に改善される。
同定期便は、宮古島と香港の間に1時間の時差があることを考慮したスケジュールで運航される。
就航機材はエアバス320型機(座席数180もしくは188)。下地島発の便は午後6時10分に出発し、香港には午後7時35分に到着。香港発は午後2時10分に出発し、下地島には午後5時25分に到着するスケジュールとなっている。
この運航再開により宮古諸島の人たちが気軽に下地島空港から香港、世界各国に旅行が再び可能となる。また宮古島と香港の経済や観光の活性化、交流促進に寄与することが期待される。
同路線は香港エクスプレス航空のみが運航。これにより、沖縄(那覇)と石垣、下地島の沖縄3空港に乗り入れることになる。
那覇線は3月10日から、石垣線は4月3日から全路線とも10月25日までとなっている。
航空券の予約購入はすでに開始しており、詳細情報は香港エクスプレスの公式ウェブサイトで確認できる。