子牛平均が58万円となった2月期セリ =JAおきなわ宮古家畜市場

子牛平均58万円 JAセリ2月期 前月比10万円上がる

 JAおきなわ宮古地区本部の2025年「2月期肉用牛セリ市」が19日、平良山中の宮古家畜市場で行われた。子牛の1頭平均価格は58万2601円となり、前月比10万9178円高。最高価格は去勢の104万7200円、平均キロ単価は2063円で前月比359円高となった。
 子牛は314頭、成牛は48頭の計362頭が上場された。取引販売額は子牛と成牛の合計で1億9712万8800円。子牛は1億8293万6600円となり成立率は100%、成牛は1419万2200円で成立率は100%となった。
 子牛の1頭平均価格は去勢が62万2322円、牝が50万2393円となり、去勢が9万2188円高、牝が11万9876円高となっている。
 牝の最高価格は77万4400円、平均キロ単価は去勢が2165円、牝が1844円円だった。
 子牛の1頭平均価格は、昨年下半期が41万円から44万円までで推移。25年1月期セリは47万3423円と上がった。価格上昇で注目された2月期セリは58万2601円と上がり、久しぶりの50万円台となった。価格上昇で3月以降にも期待がかかる。

関連記事一覧