舞台芸術で子どもたちに夢を 3月「ガンバの大冒険」開催 26日午後先行販売
宮古島商工会議所青年部(垣花普会長)は3月9日にマティダ市民劇場で開催される劇団四季ファミリーミュージカルの公演「ガンバの大冒険」の来場を呼びかけた。チケットは今月26日(午後1時半~3時半)に旧TSUTAYA沖縄宮古島店特設ブースで指定席のみの先行販売が行われる。公演1カ月前の2月9日にも同店特設ブース(午後1時半~3時半)で販売。同月10日以降(午後1時~4時半)は宮古島商工会議所青年部で販売される。
23日、同会議所で会見した垣花会長と池田彬実実行委員長は概要を説明。垣花会長は「地域の子どもたちをはじめ、多くの方々に夢と希望を届けることを目的として開催する」とあいさつし、「宮古島は美しい自然や豊かな文化に恵まれた地域だが、舞台芸術を直接体験できる機会は限られている。今回の公演を通して心に残る感動と学びを届けたい。ご家族や友達と足を運んでいただき、特別な体験を共有してもらえたら」と来場を呼び掛けた。
ミュージカル「ガンバの大冒険」は、斎藤惇夫さんの原作をミュージカル化した作品。劇団四季では1976年の初演以来、ニッセイ名作劇場、NHK夏休みこどもミュージカルで公演。一般公演としては86年から全国各地で上演を繰り返してきた人気ミュージカルの一つだ。2月から宮古島市と石垣市を含む県内4つの市であわせて8公演行われる予定だ。
また、劇団四季と舞台芸術センターは2008年から全国各地で小学生をミュージカルに招待する「こころの劇場」を実施しており、県庁では21日に同企画に賛同する県内13企業から玉城デニー知事にミュージカルを通して子どもたちにいのちの大切さや人を思いやる心を感じてほしいと約1万枚のチケットが贈られている。
当日は午後3時開演。チケット料金は指定席が税込5千円、指定高校生以下は4千円、自由席が3千5百円。当日券は500円増し。公演当日は3歳以上有料、2歳以下の着席鑑賞は無料となっている。
問い合わせは同青年部(72・2779)まで。