６候補者きょう最後の訴え　市長選　勝利へ団結、「当選」へ総動員　各陣営、夕刻には打ち上げへ

　６人が立候補し決選となっている第６回宮古島市長選挙は18日、７日間の選挙運動を締めくくる。各陣営とも運動員や支持者を総動員し、選対組織の総力を挙げて遊説などの選挙戦を繰り広げ、夕刻には打ち上げ式を行う。12日の告示以来市内全地区で展開した運動は18日、当落を左右する浮動票が集中する市街地が決戦場となり、各候補ともに最後の訴えに全力を上げる。投票は19日午前７時から午後８時まで行われ、同９時から開票される。
　今市長選では、元県企画部長の下地明和（67）、会社経営の髙橋敏夫（52）、現職で２選を目指す座喜味一幸（75）、会社代表の豊見山徹（64）、前市議の前里光健（42）、前副市長の嘉数登（61）の６候補が激しい戦いを繰り広げている。
　17日、４候補は朝から主要道路沿いでの演説をはじめ、市街地でのあいさつ回りなどで有権者と握手を交わすなど支持を訴える運動を重点的にこなした。前日に続いて夕刻には交通量の多い交差点などで選対幹部や応援弁士とともに立会演説会を開き、最後までの支持と一票を強く呼びかけた。
　運動最終日となる18日、各陣営ともに運動員や支持者らを最大動員した遊説などの運動を午後８時の終了ぎりぎりまで繰り広げる構えだ。投開票に向けて勝利をアピールする「打ち上げ式」を予定しており、候補者が有権者に最後の訴えを行う。
　19日の投票所は市内22カ所。平一小体育館は市役所１階エントランスホールに。時間は、市役所エントランスホール、南小体育館、北小体育館、東小体育館の４カ所は午前７時～午後８時。大神は午前９時～午後４時、南静園は午前８時30分～午後５時、このほかは午前７時～午後６時。開票は午後９時から実施される。
　市長選と同時執行の市議会議員補欠選挙（欠員２）に立候補している、無所属新人の大城仁（27）、無所属元市議で前県議の國仲昌二（64）、未来党公認の新人の新里光男（59）、無所属新人の根間康雄（63）の４候補は、告示以来、選挙カーや立会演説などの運動を実施しており、18日に選挙戦を終了する。