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宮古島市、多良間村からの出品牛の審査が行われた =JAおきなわ宮古家畜市場

湧川さん(若雌第1類)ら優等賞 各部門上位2頭が県出場へ19頭が改良成果競う 宮古地区畜産共進会

 2024年度宮古地区畜産共進会(主催・宮古地区農業振興会)が13日、JAおきなわ宮古家畜市場で行われた。宮古島市と多良間村から選抜された19頭が改良の成果を競った結果、優等賞には湧川惺穂さん(多良間村)の「ひめゆり6号」(若雌第1類)などが選ばれた。各部門の上位2頭・組は11月3日に沖縄本島の南部家畜市場で開催される県畜産共進会に宮古地区代表として出場する。
 出品頭数は若雌第1類が6頭(宮古島市3頭、多良間村3頭)、若雌第2類が5頭(宮古島市3頭、多良間村2頭)、高等登録群の親牛が4頭(宮古島市3頭、多良間村1頭)、娘牛が4頭(宮古島市3頭。多良間村1頭)の計19頭。
 開会式では、主催者の座喜味一幸会長(代読・久志隆盛副会長)が「各地域を代表して出品される皆さんが日頃から肉用牛の飼養管理に積極的に取り組まれていることに敬意を表する。昨年の県畜産共進会では団体賞は逃したものの宮古島市が3年連続で農林水産大臣賞を獲得することができた。本日は飼養管理技術の成果を発揮し、県畜産共進会への代表牛を目指し頑張ってほしい」とあいさつした。
 県宮古農林水産振興センターの平安名盛正所長が激励した。
 審査委員や測定委員の紹介のあと審査委員長の池宮城一文さん(県宮古家畜保健衛生所)が審査に当たっての注意事項を説明したあと審査に入った。
 結果は次の通り。
【若雌第1類】優等賞=湧川惺穂(多良間村)ひめゆり6号・県畜産振興基金公社理事長賞、県牛削蹄師会宮古支部長賞、県家畜改良協会長賞▽1等1席=荷川取広明(宮古島市)ともこ号▽1等2席=大海(宮古島市)たいかいとよひめ号▽2等1席=森山美空(多良間村)はいじ号▽2等2席=仲宗根恵(多良間村)ひめこ号▽2等3席=大海(宮古島市)たいかいゆめきた号
【若雌第2類】優等賞=湧川畜産(多良間村)さくらりぼん号・県農林水産部長賞、県畜産振興基金公社理事長賞、県農業共済組合長賞▽1等1席=浜川淳士郎(宮古島市)るな号▽1等2席=上地美優桜(宮古島市)きあら号▽2等1席=友利将敏(宮古島市)べるめぇる号▽2等2席=東風平正明(多良間村)かつただ号
【高等登録群】優等賞=豊見城畜産(多良間村)親ゆうこ号、娘ゆりひめ号・県農業協同組合理事長賞、県獣医師会宮古支部長賞▽1等1席=砂川健治(宮古島市)親みにい号、娘せいこ号▽1等2席=大海(宮古島市)親たいかいまりや号、娘たいかいまりか号▽2等1席=川上政彦(宮古島市)親はるみ号、娘はるふく号

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