協賛金を贈呈した(左から)佐和田社長、根間学院長、砂川社長、砂川さん、仲間実行委員長 =2日、城辺小・昇降口前

地域企業が協賛金 福西自治会 小さな町の小さな夏祭り 11日開催、来場呼び掛け

 昨年12年ぶりに開かれた城辺の福西自治会(藤村健二会長)主催の「小さな町の小さな夏祭り」が今夏も11日に開催される。2日、祭りの運営に役立ててほしいと同実行委員会(仲間亮会長)に地元企業から協賛金が贈呈された。この日贈呈したのは多良川(砂川拓也社長)、シグマ(佐和田はるか社長)、島の高等学院(根間玄隆学院長)の3者で、同日までに計18社が協賛した。
 贈呈式が城辺小学校で行われ、砂川社長は「地域の手づくりで盛り上げようという気持ちを地元企業としても応援し、その心意気を見習いたい」、佐和田社長は「昨年子どもと参加し、自分の庭のように走り回って楽しんでいた。今年も楽しみにしている」、根間学院長は「地域の大人が仕事もしながら地域の子どもを楽しませようとする理想的なイベント」とそれぞれ述べ、仲間実行委員長に浄財を手渡した。
 受け取った仲間実行委員長は「自分自身も城辺で生まれ育った。われわれの小さいころに体験した昔懐かしい祭りを目指し、子どもから大人まで楽しめるようにしたい」と意欲を見せ、謝意を示した。
 同祭りは11日午後5時から同9時まで同小向かいから通行止めをし、福西公民館および図書館前駐車場で盆踊りをはじめ、腕相撲大会やストラックアウトなどさまざまな催し、同3時からは小学低学年対象のミニプールも予定している。車での来場者へ同小グラウンドを駐車場として開放する。
 また、実行委の砂川丈見さんは「子どものお小遣いでお腹いっぱいになれるくらい出店の安さが売り。ぜひ地元だけでなくとなり地域や移住された方たちも来てほしい」と多くの来場を呼び掛けた。
 ことしは北海道からの移住者のブースもあるとのことで「今後は日本全国フェアのように移住者の地元自慢ブースも提供していきたい」と話した。
 3者以外の協賛企業は次の通り。
 菊之露▽南雄建設▽渡久山建設▽楚南海事▽仲地建設工業▽基商▽北斗リゾート宮古島▽東和▽ベスト電器宮古南店▽城辺中央クリニック▽喜久川運送▽喫茶TOSUTO▽Aコープ城辺店▽パラダイスプラン▽カフェニュイス

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