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西之表市議員ら =市役所3階・全員協議会室

「日本全体の問題として」 西之表市議特別対策委 馬毛島基地問題沖縄視察で 宮古島市議と意見交換

 南西諸島防衛強化策のため建設が進められている鹿児島県西之表市馬毛島の自衛隊基地の工事着工から1年半あまりとなった4日、市民の不安を解消するため、いまなお防衛省と協議を重ねる西之表市議会馬毛島対策特別委員会(杉為昭委員長)が市役所に宮古島市議会議員らを訪問した。

質問に答える宮古島市議ら


 同委員会は同市で自衛隊基地整備が進められている現状を踏まえ、国や米軍との向き合い方、基地が島の暮らしに与える影響など、先行自治体の課題模索を目的とした沖縄視察の一環で来島。視察は3日に始まり、初日は沖縄、宜野湾両市を訪れた。
 4日午前、市議らは市役所で同委員会13人(議長除く)を出迎え、対面での質問形式で意見を交えた。
 質問は▽駐屯地に対する市民の反応▽自衛隊基地機能強化が観光産業および経済効果に与える影響▽自衛隊への主な要望・要請すべき事項―など9項目が用意されていた。
 基地が観光に与える影響について下地茜市議は「ない」と回答。また「安保三文書の閣議決定以降、メディアで取り上げられることが多く、ミサイル配備の現状を見たいという旅行客に応えるため、旅行代理店によって基地見学ツアーが催行されるケースもあった」と報告した。
 自衛隊へ要望すべき事項については「環境への疑問や新たな部隊などについて、市民の不安解消のため、透明性確保を目的とした窓口を」という意見が挙がった。
 沖縄、宜野湾、宮古島の視察について杉委員長は「市民から期待と不安の声を受け視察に来た。3市のどこに訪問しても基地の負担の大きさを感じた。基地を本市で受け入れることで沖縄の基地負担軽減になるのであれば、日本全体の問題として考えることの必要性を西之表市へ帰ったら市民に伝えないといけないと思った」と述べた。
 同委員会は意見交換後、午後から宮古島駐屯地の現状視察へと向かった。

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