道路美化の方針を確認 一般質問・砂川和也氏 一時預かり保育支援要望

 砂川氏は、雑草が繁茂する市道の状況を示し「市は道路美化清掃についてどのような方針に基づいて実施しているのか」と問い、市が「道路美化は一括交付金を財源とした観光地アクセス道路美化事業と道路美化ボランティア支援事業があり、定期的な道路パトロールに基づいて両事業を実施している」との説明した。
 それに対し砂川氏は「道路美化ボランティア事業の財源確保に手間取るなどからは、市道管理が後手後手の対応に映る。広く市民との協力体制を構築して道路美化を行う必要がある」として改善を求めた。
 保育所の一時預かり事業の需給バランスについて、市は「現在、合計5カ所の施設が同事業を実施しており、利用者数を市の実施計画に照らして充足している」と回答。砂川氏は「同事業の利用希望者のうち4200人以上がキャンセル待ち状態である。多くの市民ニーズに対して慢性的なサービス供給不足の状態が続く中で、市と現場での認識のズレを早期に解消しなければ低価格でのサービス供給は不可能となる」との現場の声を紹介し、若年層の定住促進の核となる子育て環境の向上策として同事業の充実に向けた行政支援を強く要望した。

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