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國仲氏(左)の応援演説を行う(左2人目から)高良氏、伊波氏、金城氏 =12日、市内交差点

國仲氏の当選へ支持訴え 伊波参議員ら応援演説 「県議会に送り平和守る」 県議選

 参議院議員の伊波洋一氏、高良鉄美氏、立憲民主党県第4区総支部長の金城徹氏が12日、県議会議員選挙に出馬表明している現職の國仲昌二氏の応援のために市内交差点で街宣のポイント演説を行った。國仲氏は(1期の)4年間、玉城デニー知事を支えて県政与党の一員として沖縄、宮古の発展に力を注いだと評価し、「みなさんの支持、支援で県議会に送っていただきたい」と訴えた。
 伊波氏は、国政の動きや政府が有事の計画を進めていることを説明し、「岸田首相は戦争を避けるのではなく、戦争に向かう話をしており、そのための法律を作っている。宮古島や石垣島、与那国島などでは多くの基地が造られるなど沖縄の島々を戦場にするかのような動きをしている。その流れを食い止めないといけない」と述べた。
 その中で行われる6月16日投開票の県議選は重要と強調。「沖縄が戦争に巻き込まれないためにも皆さんの支持、支援を國仲さんに寄せていただきたい」と訴えた。
 高良氏も「國仲氏を県議会に送ることが平和を作っていく大きな力になる。県議会は与野党の議席がほぼ同数であり、(与党議席を)宮古島でもしっかり確保するために支援していきたい」と述べた。
 金城氏は「國仲さんは県政の中で存在が大きく、辺野古問題などや宮古圏域の発展のために力を発揮してきた。県政与党の一員として活躍できるのは市民の皆さんの力であり、当選させていただきたい」と述べた。
 國仲氏は「5月15日に52年目の本土復帰を迎える。先輩たちは過酷な米軍施政下から平和で豊かな沖縄にするんだという願いを込めたが、今なお米軍基地の過重負担を強いられている。平和な沖縄を守るために理不尽な過重負担に断固反対する姿勢を取っていく。そのためにも県政で与党議員の過半数を確保しないといけない。その一人として訴え、再度県議会に送っていただきたい」と訴えた。
 ポイント演説は2カ所であり、城辺保良の陸上自衛隊弾薬庫の視察も行われた。

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