24年度活動計画などを承認した農業士会の定期総会
=12日、県宮古合同庁舎2階講堂
総会で地域農業活性化へ 宮古地区農業士会 新年度活動計画など承認
宮古地区農業士会(友利博明会長)の2024年度定期総会が17日、県宮古合同庁舎で24人が出席し開催された。本年度活動計画などが承認され地域農業の担い手育成に向けた活動などに取り組んでいく。
24年度活動目標では、地域の担い手を育てるために▽新規就農者への助言および指導▽農村青少年への助言および指導▽総合ネットワークの充実▽組織の活性化▽地産地消の推進―を掲げる。
活動計画では年間を通して事業を活用した研修生受け入れや6~11月に行われる新規就農サポート講座での講話、就農ステップアップ講座での現地指導(6~3月)、9月には県農業士認等認定式やリーダー研修会、認定者等交流会、10月には県農業大学先進農家派遣実習生の受け入れなどを計画している。
友利会長はあいさつで「コロナが明け、宮古島には多くの観光客が来ている。宮古島でつくったおいしい野菜を知って、食べて、買ってもらえるよう農業士会で若手農家を育てよう」と鼓舞した。
総会後、市農政課の島尻勝彦課長と宮古農林水産振興センター平安名盛正所長が激励をし、今後も地域農業の発展に協力を求めた。
24年度役員は次の通り(敬称略)。
会長=友利博明▽副会長=長濱和彦、下地堅士朗▽会計=川平泰士▽理事=垣花ゆかり、荷川取広明、喜屋武隆、久保弘美、新里喜美栄、宮平浩幸、上地宏明、長尾浩司、砂川勝彦、砂川裕喜、中西卓哉、可部裕文、根間祐樹、上地美香▽監査=國仲和男、平良享子