新たに21人へ委嘱状交付 宮古島市 地域ぐるみで市民をサポート 市長「幸せの基本は健康」強調
宮古島市(座喜味一幸市長)は11日、市保健センター多目的ホールで市健康づくり推進員に「2024年度宮古島市健康づくり推進員委嘱状」の交付式を行った。任期は2年。22年度からの任期満了のため推進員21人が新たに委嘱を受け、今後は行政と連携し地域ぐるみの健康づくりを推進する。この日出席した10人は座喜味一幸市長から委嘱状を手渡された。
同推進員は市民一人ひとりが生涯にわたって身心ともにいきいきと生活できるよう、行政や関係機関と一体となり市民(地域)ぐるみの健康づくりを推進する。
具体的には▽市民の健康づくりへの関心を高めるよう各種保健事業への呼び掛けなどの啓発活動▽健康に関する知識および実践に関する相談や学習会の企画▽地域の健康ニーズを行政に反映させるパイプ役▽地域において各種団体および組織と連携して主体的に地域活動―などを行う。
交付式で座喜味市長は「今沖縄県の中でガンズゥ宮古は、肥満を含めて平均寿命が悪い方に位置する。経済が発展しても、やはり人の幸せや地域の社会の基本というのは『健康』だと思っている。市役所と連携しながら『健康長寿』の島づくりに頑張っていただきたい」とあいさつした。
市民生活部健康増進課の狩俣博幸部長は「正しい生活週間を実践し、さらに地域ぐるみの健康づくりを推進するよう、みなさまのご尽力を賜りたい」と述べた。
交付を受けたの平良慶子さんは「自分自身からまず気をつけたいと思う。やはり一人ひとり自覚しないと健康にならないよねと思った」と決意を改めた様子だった。
交付式後、同センターで定例会が行われた。
同推進員21人は次の通り(敬称略)。
上地美智代▽川満シズエ▽平良サヨ子▽平良慶子▽仲里タカ子▽天久恵子▽今福仁▽添石久子▽武島洋子▽砂川常世▽與那覇郁子▽洌鎌嶺子▽豊見山貞子▽岩田香織▽宮國セイ子▽池間勇士▽當山光枝▽濱元節子▽小禄初美▽村山清子▽仲舛京子