6団体3個人を表彰 美化、ボランティア実践
「第18回心豊かなふるさとづくり表彰式」(主催・宮古島市市民運動実践協議会)が4日、市役所2階大ホールで行われた。「緑の街角賞」に選ばれた友利達雄さんをはじめクリーン、グリーン、グレイシャスの3部会で地域の美化や緑化、ボランティアなどを実践している6団体3個人が表彰された。主催者の前川尚誼会長は受賞者を祝福し、「みなさんの活動は安全で清潔な快適環境づくり、花と潤いのあるまちづくり、心のふれあいと温かみのある宮古島市づくりに貢献している」とたたえた。
表彰式では受賞した団体代表、個人に前川会長が表彰状を手渡した。前川会長は「受賞された個人、団体のみなさんが日頃から花と潤いのあるまちづくりなどに実践していることに深く敬意を表する。協議会では今後も地域をより良くするための活動に、連携を密に市民同士の輪が広がる市民運動を推進していきたい」とあいさつした。
「緑の街角賞」の友利さんが受賞者を代表し、「若い頃から緑が好き、樹木が好き、草花が好きで長年にわたり趣味として楽しみながら樹木などと向き合ってきたが、このような賞を頂いて感謝している。これからの人生も自分にできる範囲で木々とともに成長していきたい」と語った。
友利さんの庭については「イヌマキ、クロキが生け垣状に育ち緑豊かな景観を提供している」などと紹介。これまで植栽努力賞や緑化推進賞も受賞しており、年月と共に着実に美しい庭に進化していると評価した。
「クリーン賞」の竹原となり組合は未来創造センター裏通りの美化活動を行っている。「四季の花々を肥培管理し、潤いある通りとなっているため観光客や道行くドライバーから『さわやか通り』『すなかぎ』と高く評価されている」と紹介した。
「親切運動活動賞」の読み聞かせミッフィーの会は、鏡原幼稚園や鏡原小学校で読み聞かせを行っている。結成当時は鏡原幼稚園と鏡原小学校が中心だったが、最近では市の「お話玉手箱」などにも参加し活動範囲を広げている。「子どもたちに本と触れ合うことの大切さや面白さを伝えていくためにも、これからも楽しく活動していきたい」と意欲を見せる。
受賞団体、個人は次の通り。
【クリーン賞】ゴミゼロネットワーク(佐々木有希代表)▽竹原となり組合(平良博之代表)▽翼の会(下地京子代表)
【緑の街角賞】緑の街角賞=友利達雄▽植栽美化賞=根間徳寿▽緑化推進賞=川満義成▽通り会賞=宮古工業高校通り会(新里光弘代表)
【親切運動活動賞】読み聞かせミッフィーの会(根間典子代表)▽おはなしサークルおっぱい(平良みずな代表)