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生徒らは大会を応援し盛り上げるため黒板アートを寄贈した =西辺中体育館前

選手らに色鮮やかなエール 黒板アートで応援、盛況に 宮古島大学駅伝ワイドーズミ2024

 11日に開催する宮古島大学駅伝ワイドーズミ2024の大会を応援し盛り上げるため西辺中学校の黒板アート同好会が8日、同校体育館前で巨大な応援黒板アートを大会実行委員会(本村邦彦実行委員長)へ寄贈した。同好会は昨年10月末に行われた県中学校駅伝大会でも同様に作品を制作し、今回はそのリニューアルとなっている。この作品は市陸上競技場で飾られる。
 黒板アートは同好会メンバーの安里穗歩さん、砂川うたさん、與那覇春南さん、林心春さん、内澤七海さんの2年生5人が約1週間をかけて制作し、宮古島の景勝地や人物をPRしつつ、選手たちの励みになることを願っている。
 代表して與那覇春南さんが「選手の方たちに頑張ってほしい。アートは宮古島で走ってくれることがうれしいなという気持ちで作成した。各大学のマークを書くのが一番難しかった」と話した。
 同好会は1月30日から7日間、休み時間を利用し、ベニア板4枚分(よこ3・6㍍、高さ1・8㍍)の大きさにさまざまな色のチョークで描いたという。
 本村実行委員長は「私たち実行委も選手たちがどのようにしたら気持ち良く走れるかということを考え、いろいろと受け入れ態勢を整えている中で生徒たちが作成し、選手たちを宮古島へ歓迎してくれているという気持ちがとても大事で伝わった」と喜びを語り、「陸上競技場でこのアートを皆さまに見てもらうことで励みになり、宮古島の中学生が作ってくれ自分たちを迎えてくれたということが選手たちの心にも強く響くと思う」と感謝を示した。
 友利和広校長は「今回のアートもとても素晴らしい色づかいの仕上がりになっている。選手の方々もこのアートを見ていただき、宮古島に来て良かったなとおもてなしの心も感じて帰ってもらえたらうれしいと思う。生徒たちにはこれからも人の役に立つようなことを積極的にやってほしい」と述べた。

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