座喜味市長(左から2人目)と大城教育長、生涯学習振興課はマティダ市民劇場での二つのイベント開催を発表した =市役所

のど自慢 出演者募集 12月にマティダで開催

 宮古島市(座喜味一幸市長)は市文化ホール(マティダ市民劇場)で開催される自主事業を13日、市役所で発表した。11月25日に「宝くじ文化公演」、12月17日に「NHKのど自慢大会」の2つの自主事業を開催。座喜味市長は「年末にかけて市民が楽しめるイベントを準備している。ぜひたくさんの来場および出演を待っている」と呼び掛けた。
 「宝くじ文化公演」は2017年7月の演劇以来6年ぶりの開催。同公演は地域の人々に上質な音楽、演劇および文化に関する講演会などの提供を目的とし、今回のチケットも宝くじ収益金からの助成により特別料金で観覧できる。
 今回は津軽三味線の「吉田兄弟」と斎藤守也・圭士の兄弟ピアノデュオ「レ・フール」の2組の兄弟コラボコンサートを行う。
 「吉田兄弟」は、国内外のさまざまなアーティストと競演している不世出の津軽三味線第一人者。「レ・フール」は兄弟によるピアノ連弾からの独創的な楽曲とその斬新かつ繊細なプレイスタイルから国内では「ピアノ革命」と注目されているピアノデュオ。
 チケットはツタヤ沖縄宮古島店で販売されており、一般2500円、高校生以下は1500円となっている(当日券はそれぞれ500円追加)。
 6年ぶりに開催される「NHKのど自慢大会」にはゲストに前川清さんと知念里奈さんを迎え、12月16日に予選会、同17日の午後12時15分から廣瀬智美アナウンサーとともに生放送。出場希望申し込みは同局ウェブサイトの専用フォームもしくは片道郵便通常はがきで受け付け。11月2日午後11時59分まで(同日必着)。
 出演者は申し込みから約200組に絞られ、、16日の正午から同劇場で予選会を行い、約20組の番組出場者が選ばれる。予選会の応援観覧は出入り自由だが、混雑状況をみて制限する場合がある。
 観覧申し込みは同局ウェブサイトのみで受け付けるため、応募が難しい場合は市生涯学習振興課へ相談すれば同課が代理で申し込みをサポートする。申し込み期限は11月17日午後11時59分まで。
 座喜味市長は開催にあたり「市はコロナが落ち着き、元気いっぱいの宮古島を全国に届けたいと思っている。のど自慢大会へ出演し、応援を楽しんでいただきたい」と呼び掛けた。

関連記事一覧