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テープカットを行う(左から)下地社長、グスタフソン代表、座喜味市長 =宮古空港搭乗待合室

空港で購入商品受け取り 宮古・下地島にカウンター 沖縄DFS、関係者が開設を祝う

 沖縄ディーエフエス(DFS、リチャード・グスタフソン代表)は23日、宮古空港と下地島空港にピックアップカウンターを開設し、両空港でオープニングセレモニーを行った。事前にオンラインで免税品を購入し、空港で搭乗時に受け取れる。DFSの県内空港への出店は那覇に次ぐもの。このうち宮古空港ではグスタフソン代表をはじめ座喜味一幸市長、下地義治宮古空港ターミナル社長らがテープカットを行い開設を祝った。
 宮古空港では搭乗待合室に開設したピックアップカウンター前で式が行われ、グスタフソン代表が利用方法を説明し「DFS沖縄は外資系ではめずらしい沖縄に本社がある会社。それだけ沖縄宮古に熱い思いを込めてピックアップカウンターを開設することになった。このビジネス展開を通じて宮古島の観光ディスティネーション(旅行目的地)としての魅力を上げていきたい」とあいさつ。
 座喜味市長が「市の入域観光客は空路の利用が多く、今年度はコロナ禍前を上回る勢い。今回のピックアップカウンター開設により、来島者に快適なショッピングを楽しんでもらい、市内での滞在が充実したものになることを期待したい」と祝辞を述べた。 
 宮古島に在住、滞在、旅行を予定している人が事前にオンラインで購入した免税商品を宮古空港や下地島空港のピックアップカウンターで受け取れる。サービスは出発30日前から受け付けている。
 今回の開設についてグスタフソン代表は「2年前から準備してきたが新型コロナで実現できかった。きょうのオープンは本当にうれしい。ビーチやホテルにいながらDFSでショッピングできることは宮古島の魅力になると思う」と期待するとともに「2019年の来県者のうち約25%は宮古・八重山。今後、富裕層が多く訪れる宮古・八重山でビジネス展開する価値があると思い開設した。下地島の国際線が始まれば、宮古島は今までと全く違うレベルの観光が始まると見ている」と話した。

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