実行委員会の総会に出席した伊良皆村長
=那覇市の自治会館
4年ぶりセルラーパークで 離島フェア2023 11月、島の産品一堂に
【那覇支局】宮古島市や多良間村など県内18の離島市町村の特産品販売を通じて、その魅力を紹介する「離島フェア2023」が11月24日から26日までの3日間、那覇市奥武山の沖縄セルラーパーク那覇で開催されることが11日決まった。同日、那覇市の自治会館で開かれた2023年度離島フェア開催実行委員会総会で決定した。
離島フェアはこれで35回目。コロナ禍の影響があったため、沖縄セルラーパーク那覇での開催は4年ぶりとなる。
前回の離島フェア2022は「名品にちむどんどん 発見!ときめく島の推し」をテーマに今年1月19日から2月24日まで開催された。オンラインだけでなく、豊見城市のイーアス沖縄豊崎とリウボウストアでの対面販売が行われ、3年ぶりのリアル開催となった。売上総額は1097万2153円。この離島フェアでは多良間島ピンダアース大会実行委員会が島おこし奨励賞(団体の部)を受賞した。
離島フェア2023は18離島市町村、県、県離島振興協議会が主催。11日の実行委員会総会では、22年度の事業や売り上げの報告が行われた。今回のテーマや各種イベント、参画事業者は今後の協議を重ねて決定する。
実行委員会副委員長の伊良皆光夫多良間村長は「離島フェアは離島にとって大きな行事。それぞれの島の産品を大いにPRして、コロナ禍で低迷していた分の売り上げを取り戻したい」と意気込みを語った。