宮婦連が2023年度の定期総会を開いた
=9日、未来創造センター研修室
新会長に本永安子さん 宮古地区婦人連合会が定期総会
宮古地区婦人連合会は9日、未来創造センターで、2023年度の定期総会を開催。新たな会長に本永安子さんを選任した。本永さんは本紙の取材に「コロナ禍もようやく収まりつつあるので、活発な活動を再開していきたい」と述べた。長年会長を務めた島尻清子さんは事務局長に就任した。
宮婦連は戦後間もない1950年に婦人同志会との名称で発足。男女共同参画社会の構築に貢献し、明るく楽しい家庭、心豊かで安全・安心な社会づくりを目標にしている。
冒頭で島尻会長は「コロナ禍で一時はどうなることかと思ったが、会が長く続いているのは皆さんの協力のおかげ。大変ありがたく思っている。これから先も100年続く婦人会でありたい」とあいさつ。
総会には市教育委員会の大城裕子教育長も出席。大城教育長は新入学児童への交通安全マスコット寄贈に感謝を述べ、「コロナ禍で人々が直接コミュニケーションを取る機会が減り、地域のつながりの希薄化に影響した。地域の連携維持など、今後も重要な社会的役割を担って頂けるものと期待している」と激励した。
新会長に選任された本永さんは、「中止や縮小で地域の組織も弱くなりつつある。女性の地位向上や安心して子育てできる地域づくりのために、新たな気持ちで結集して取り組みたい」と述べた。
4議案はすべて原案通り承認された。新体制の副会長には、下地菊江さん、砂川勝美さん、上里由利子さんの3人が就任した。