市の人口増加に転じる 22年度統計みやこじま

 宮古島市(座喜味一幸市長)が発行した「2022年度統計みやこじま」によると、22年12月末現在の住民基本台帳登録人口は5万5539人で前年度比73人増と2年ぶりに増加に転じた。地区別では平良、下地、上野は増加し、城辺と伊良部は減少。10年前の12年度と比べて市内全体では414人増加しており、旧郡部では上野が増加し、城辺と伊良部では減少が目立っている。
 22年度の地区別の人口は平良が3万8244人で前年度比219人増加、城辺は5466人で148人減少、下地は3018人で29人増加、上野は3902人で60人増加、伊良部は4909人で87人減少した。1世帯当たり人員数は1・89人で0・04人減少。旧郡部のみでは1185人減少し、全人口の68・86%が平良に集中している。
 10年前の12年度と比較すると平良は1599人増加、城辺は146人減少、下地は92人減少、上野は825人増加、伊良部は810人減少。平良では大三俵3区、七原、腰原1区、東川根3区などで増加が目立ち、上野は千代田が149人から984人に増加している。世帯数は全体で4595世帯増加。地区別では平良3566世帯増加、城辺7世帯増加、下地165世帯増加、上野821世帯増加、伊良部36世帯増加。1世帯当たり人員数は0・33人減少。
 世代別の割合は15歳未満が14・9%で1・2低下、生産年齢人口とされる15歳~64歳は57・7%で3・4低下、65歳以上は27・4%で4・7上昇。
 高齢者人口(65歳以上)は1万5056で高齢化率は27・95%(12年度21・58%)。地区別では平良が8796人で23・48%(同17・60%)、城辺が2238人で40・44%(同32・24%)9、下地が1027人で34・32%(同27・28%)、上野が908人で23・85(同23・36%)、伊良部地区が2087人で51・19%(同31・26%)。

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