社明運動県作文コンテストで最優秀を受賞した吉永さん(左から2人目)と岡田所長(同3人目)ら
=下地中
吉永陽飛さん(下地中1年)が最優秀 社明運動作文コンテスト
第72回社会を明るくする運動の県作文コンテスト表彰伝達式が6日、市立下地中学校(狩俣典昭校長)で行われ、最優秀賞に輝いた吉永陽飛さん(1年)に県推進委員会(委員長・玉城デニー知事)の事務局長を務める法務省那覇保護観察所の岡田和也所長から賞状と記念品が手渡された。
県委員会によると、今回の作文コンテスト中学の部には県内から137点の応募があり、宮古から最優秀、優秀、優良の3点が選ばれた。表彰伝達式は同校体育館での始業式に合わせて実施された。
吉永さんは、小学6年で入院した経験を踏まえ、「明るい社会の基本とは」と題し、入院時にさまざまな人に助けられ、サッカー仲間からメールで激励を受けたことなどを綴ったという。
賞状を手にした吉永さんは「入院で辛かったことなどをみんなに伝えることができて嬉しい。受賞は信じられなかったが、賞状を手にして実感した」と喜ぶとともに、「これから病気にならないよう気をつけ、サッカーで体力をつけて(技術的に)みんなに追いつきたい」と述べた。
表彰伝達した岡田所長は「とてもいい作品。昨年も宮古島市から最優秀の受賞があった。来年のコンテストにも、たくさんの小中学生が応募していただきたい」とコメントした。